A350-1000, B727など 民間機系の飛行展示 【ファンボロー航空ショー】

トレードショーらしさを感じる飛行展示はエアバスの新鋭機A350-1000程度で、例えばユーロファイターやラファールなど、輸出拡大を狙っていそうな軍用機のデモフライトはありませんでした。

しかし、各国で退役進むハリアーが飛んだり、ヘリテイジ機や民間のアクロバットチームの飛行展示など、楽しめる内容でした。

例えばこれ。

何やら黒い宇宙服っぽいものを着た人が登場。

うわ、轟音を響かせながら宙に浮いた。

背中と腕からジェット噴流を出しながら飛んでいます。

スイスイと自在に飛ぶような感じではなく、ふわ~っと浮きながら観客の前をゆっくりと一周。

ピックアップの荷台に無事着地。そう言えば、1984年のロス五輪開会式でも人が飛来する演出がありましたね。

何とも珍しいものを見せてもらいました。

A350-1000のデモフライト

ペイロードほぼゼロ、恐らく燃料も必要最小限しか積んでいないので鋭く加速して離陸、急上昇します。

昨年のパリエアショーで見たA380には流石に及ばないものの、やはり大型旅客機のデモフライトは迫力があり、そして優雅です。

最初見た時は「なんじゃ、この狸みたいな顔は」と思ったコクピット窓の隈取りも見慣れると悪くないですね。

水を撒く B727

旅客機系ではこれが面白かったです。今や絶滅危惧種のボーイング 727。

エンジン換装した型ですね。細いエンジンの割には静かでした。

離陸後、BLADESというイギリスの民間アクロバットチームと編隊を組んで現れます。

この727、Oil Spill Responseという企業の所有機で、本来は原油流出事故の際に海に中和剤を散布するのが用途のようです。

勿論、エアショーで撒いているのはそういった薬剤では無く無害な水だと思います。

飛んだ時間帯は曇天だったのが残念。青空で見てみたい飛行展示です。

主翼下にエンジンが無くて脚が短い=地上高が低いことが分かります。

いかにも短距離離着陸性能が高そうな主翼フラップ。

花火大会

727の着陸後はBLADESの展示飛行。

一通りフォーメーションなどを見せて…

通り過ぎるのに合わせて地上からボボボ~ンと花火が上がります。

まさかそんな仕掛けがあるとは。

727も降りたし、そろそろ帰えろうかとしていた2日目の夕方。丁度D500のレンズを望遠から18-300mmに替えたところだったのが幸いし、一応写真には収めました。

この演出には観客も大盛り上がりでした。

レッドブル “The Flying Bulls”

それにしてもレッドブルって儲かってるんですな。”The Flying Bulls”というヒストリック航空機のチームも持っています。

まあ、現在F1に2チーム走らせている程の財力からすればこの程度のことは余裕でしょう。

“金満” レッドブルのこういったプロモーションマネーの使い方、私は賛同します。

ファンボローにはDC-6、コルセア、P-38、アルファジェット、古いヘリ2機を持ち込んで飛ばしていました。

DC-6とアルファジェットという不思議な組み合わせ。

機動飛行を頑張っていたのはヘリの方でした。

MBB BO105Cというヘリで、軽々と宙返りします。

ブリストル 171。この機は1957年製です。

レシプロエンジンが機体後部にマウントされたレイアウトで乗員以外を機内に乗せるような設計では無いようですが、60年以上前のヘリとは思えない洗練された姿と感じました。

エアレース

日本のヒコーキファンにとってレッドブルといえば幕張のエアレースでしょう。ファンボローでは模擬レースを見せてくれました。

パイロン接触。会場アナウンスは芝居掛った口調で「あ~、ヒットしちゃいました!」と言っていましたが、見せ場を作るために故意にタッチしたものです。

土日共に、同じ機が同じタイミング、同じ方向に接触していて、むしろシナリオ通りに演じるパイロットのテクニックに感心しました。

それにしてもこのパイロン、良く出来ていますな。

Wingwalkers

2016年、アイルランドで見た際は2機だったウィング・ウォーカーズ。

ファンボローでは3機でのフライト。内1機のみがブライトリングのロゴ入りでした。

ググってみたところこのチームはブライトリング専属ではなく、また、お金を払えば一般人でも翼の上に乗せてくれます。

公式サイトに “Flight from £399″≒約6万円と書いていて、極端なデブや妊婦、酔っ払いでなければ乗れるようです。ちょっと乗ってみたい気もしますね。

色々飛んだ合間にはオートジャイロの機動飛行なんかもありました。

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