ソニー RX100M3を中古で購入した顛末とレビュー

前回の記事で書いた通り、先日一時帰国した際にニコンD850を買ったのですが、折角帰国して新宿のマップカメラまで行く機会だったのでソニーRX100M3も併せて購入しました。

ニコンJ5からRX100M3に買い替えた理由

これまで通勤カバンに放り込んでおけるようなお手軽1インチセンサー機としてニコン1 J5を愛用してきました。J5はホワイトバランスも安定していて写りに妙な癖が無く、RAWでの撮影も可能。また、それほど期待していなかった10-30mm薄型ズーム(キットレンズ)の性能もサブカメラとして使う分には十分なので気に入っていましたが、主に以下の理由で買い替えることにしました。

  • 30代半ばから始まった老眼がこのところ悪化しており(未だ40代半ばなのですが…)背面液晶のみでの撮影が辛くなってきた。
  • J5はレンズ交換可能なミラーレス機としては十分コンパクトだが、私のようにコンデジとして使うにはもうちょっとコンパクトであって欲しい(特に厚さ)。
  • どうやらニコンはレンズ交換式の1インチセンサーシステム、所謂1マウント機の開発を終了、と言うかギブアップした模様である(新製品の発売は2015年4月のJ5が最後)。それなら、ある程度値段が付く段階で処分しておきたい。
  • 一時はニコン1システムに期待してV3や6.7-13mm、10mm f2.8、10-100mmなどのレンズも持っていたが既に売却済みで、手持ちのニコワンはJ5のみになった。

一方でRX100M3を選んだ理由は以下の通りです。

  • EVF付である(これは必須条件)
  • RAW記録が可能(1インチセンサー機であればどの機種も可能ですが)
  • RX100M5の発売によってM3の価格がこなれてきた。中古品のタマ数も豊富。
  • ボディーがコンパクト。
  • ズームリング(というかコントロールリングでのズーミング)回転方向がニコンと同じである。
  • チルト式モニター付きである。
  • ツァイス云々は別としても、レンズ性能がかなり良さそうである。

購入したのは「良品」とランク付けされた中古品で、元々59,800円でしたが販促キャンペーンのお陰で5千円引きで54,800円。これの免税で50,741円での購入と相成りました。

因みに、高倍率ズームが大好きな小生、パナソニックのLUMIX TX1も候補に挙げました。


Photo: Panasonic

しかし、最終的に以下の理由でTX1の購入には至りませんでした。

  • モニターがチルト式ではない。
  • EVFのスペックが低く、色々レビューを読んだところでは見易いとは言え無い様である(RX100M3:144万ドット・0.59倍 vs TX1:116万ドット・0.46倍)

尚、RX100は既にM5、LUMIXはTX2に進化していますが両方とも発売から日が浅く、まだまだ高価です。

ソニーらしく機能がぎっしり詰まったボディ

こんな感じのサイズです。今の時代にタバコの箱を基準する私は絶滅危惧種です。

このサイズでポップアップ式のEVF、チルト式モニター、小さいながらフラッシュも内蔵しているというのはソニーの面目躍如たるところでしょう。ただ、重たい訳ではありませんが、見た目で想像するよりはずっしり感があります。

レンズだけでなくEVFもカールツァイスのT*コーティングです。

ファインダーは視度調整できます。因みに、設定で変更できるようですが、EVFのポップアップと格納が電源オン・オフと連動していて便利です。

コンデジのチルトモニターは今や私には必須です。特に、航空ショーでカメラを上に掲げて人混み越しの展示機を撮る際に重宝します。

今どきのコンデジなので自撮りも勿論可能です。

24-70mm相当のバリオゾナーレンズ。テレ端でもF2.8なので、1インチセンサー機ながらそこそこボケ表現を楽しめそうです。

設定メニューの構成はαなどのソニー上級機と概ね共通のようです。即ち、ニコンとはかなり異なるので私は未だ戸惑いながら使っています。

とりあえず今のところは水準器を表示した状態で使っています。

フロントのコントロールリングにはステップズームを割り当てました。

USB充電できるのは良いのですがバッテリーチャージャーが付属しておらず、別売りで買おうとすると5千円以上というのは不満です。また、本体側USBのカバーは余り頑丈そうではなくて、いつかポロッと折れるのではと心配です。

これほどの多機能をこんな小さなボディーに詰め込んだところにソニーの良き伝統を感じます。”ソニータイマー”まで内蔵されていなければ良いのですが…

とりあえず作例を何枚か

外で一服しながら何気無く上を見上げて撮った1枚。”プレミアムおまかせモード”なる撮影モードで(なんじゃそりゃ?)、1/640sec、F5.6、ISOは125になっていました。

うちのアパート、インドアガーデンなるものがあるので上層階に行ってみたのですが…

PM2.5のせいで霞んでいる上、ガラスが青み掛っていて変な写真しか撮れませんでした。

同じ場所でスマホ(ギャラクシーS8)でも撮ってみましたが、青味を無理に修正しようとしたのか、これはこれで不自然ですね。

先日、浜松のスズキ歴史館に行った際、これはD850で撮ったショットです。RE-5というロータリーエンジン搭載の非常に珍しいバイクで、エンジンだけでなく、巨匠、ジウジアーロ氏によるデザイン、特にメーター部分に特徴があります。

柵に阻まれていたので手を伸ばしてライブビューでズーミングして撮ったのがこのショットです。撮影データを見たところ19mmなのでフルサイズ換算だと50mmちょっとですが、手振れせずに記録写真としてはしっかり撮れました。

こちらは金沢の呑ん兵衛ストリート、木倉町にて。

金沢に行く度に毎回訪れる源左エ門という店で絶品の刺身を堪能しました。

これはRX100M3で撮影。

娘と二人で行ったのですが、これは娘のオリンパスEM-10で撮った1枚です。

共にWBはオートで撮りました。やはりメーカーによって処理が違うものですね。

ちょっと気になっている点

未だ200枚ちょっとしか撮っていませんが現時点でレビューです。

  • ホールドし辛い(特にファインダーを覗きながら撮る際に)
    … これは承知の上で購入しており、また、貼りつけタイプのグリップを付ければある程度改善されるものと思います。ただ、スッキリしたデザインを気に入っているのでグリップを貼るべきか否か…。思案中です。
  • 接写距離
    … ワイド端ではかなり寄れますが(メーカー公称は5cm)、少しでもズームすると途端に寄れなくなります。
  • えっ?という条件で時々ピンボケ
    … 晴天下でコントラストのある被写体なのにボケボケのままシャッターが切れてしまうことが数回ありました。限られたショット数しか撮っていませんが、現時点の感覚では、AFの信頼性はJ5に軍配が上がるような印象です。

色々書きましたが、コンデジとは思えないほど良く写るし、使っていて楽しいカメラですよ。

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