【ソウルエアショー2017】 F-22ラプターのデモフライト…驚愕の機動性

見どころ盛り沢山だったADEX2017、続いてはF-22ラプターのデモフライトを紹介します。私はアメリカのOcean City、イギリスのRIATでラプターのデモフライトを見たことがありますのでこれで3度目ですが、高度なフライバイワイヤやハイパワー且つ推力偏向(可変)エンジンなどの技術による異次元の機動性には何度見ても圧倒されます。

アメリカ空軍公式サイトにF-22デモチームのページも有り、スケジュールも確認できます。


出典: USAF Air Combat Command / アメリカ空軍公式サイト

スケジュールを見たところ、2018年は4月にチリに遠征するのみで、あとは北米中心にデモフライトを実施するようです。ご参考まで。

グラウンドクルーと敬礼を交わし搭乗するPさん。

準備完了のようです。

エンジン始動。機体上面のリッドが開いています。

ノリの良いPさんです。

滑走路に向かうラプター。エンジンノズルを開いています。

会場真ん中あたりで一気に垂直上昇。その後、上昇速度を緩めて上空で木の葉のように舞う、空中浮遊(?)のような機動を行います。スホーイ程ではありませんが、まるで無重力空間に浮かぶかのような機動はFBW+推力偏向ノズルならではのものです。

会場左手から高速進入してきたラプター。急旋回を行います。

ステルス性を確保するため、極力直線の角度を合わせている機体形状がよく分かります。

ベイパー出まくりです。

一体何Gで旋回しているのでしょうか。この後も大ベイパー祭りが続きます。

ウエポンベイを開けながらのパス。

下面のメインベイと側面2か所のベイがよく分かります。

コクピット内にレーダー波が入らないよう、キャノピーには金が蒸着されています。巨大なポリカーボネートを歪み無く成形した上で、恐らく真空炉の中で金を蒸着させているのだと思いますが、大変な技術です。

ベイパー祭りが続きます。

ベイパーコーンまでは発生しませんでしたが…

コントラストを上げてみたら虹のようなリングが浮き上がりました。

フライトを終えて戻ってきたラプター。機体下面にちょこんと出ている突起は、敢えてレーダーに映るようにするためのリフレクター。

Pさんが敬礼しています。

本当にノリの良いPさんです。

横に居たカミサンに手を振らせたらサムアップで返してくれました。

それにしても、激しい機動飛行の後なのに全然疲れた様子がありません。元々の体力だけでなく、日頃からトレーニングを欠かさないのでしょう。

ラプターのデモフライトは土曜日のみでしたが午前午後の2回行われました。但し午後はかなり陽が傾くのでこんな感じの写真を量産してしまいました。

会場正面を上昇する場面です。かなり西日なのがお分り頂けるかと思います。

フライトの後、クルーがステッカーを配っていたので私も一枚頂きました。

聯合ニュースに出ていた記事からの抜粋です。

==意訳==

『この日デモフライトを終えたF-22の操縦士、ダン・ディッキンソン少佐は「F-22がソウルADEXに参加することをとてもうれしく思う」「ステルス機能を持つF-22は、世界で187機しか運用していない米国最高の戦闘機です」と紹介した。F-22はADEX期間中、19日を除き毎日20分間1度ずつデモフライトを行うことになっており、今回のADEXのハイライトになるだろう。』

ラプターデモチームの皆さん、お疲れ様でした。いつか日本にも来て下さい。

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