ブラックイーグルスのアクロバット飛行(中編) 【ソウルエアショー2017】

2017年ソウルエアショーでのブラックイーグルス記事、第2弾です。

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序盤の8機全体による展示飛行では優美なフォーメーションや全機揃っての宙返りなどでパイロットの操縦技術を魅せる内容が中心ですが、ここからはダイナミックな機動やT-50の高性能を披露する内容に移ります。

先ずはクロス系から。

8機がレインフォールで散開した後、左右から2機ずつ進入してきた4機が交差します。

これ、1対1ではなく2対2のクロスなので、どの機のクロスを撮ろうかと迷っているとしくじります(私です…)。

下の写真は左からの機を追いかけてしまったので手前の機の方が流れてしまいました。

クロスした4機が左右に飛び去ると別の4機が正面から進入してきます。

ロールしたと思ったら…

2機ずつクロスします。

Box Crossという課目です。

続いての演技は、左右からの2機が会場の上でクロスし…

一旦クロスした2機は会場奥へ180度ターンし、再びクロス。

戻ってきた2機はスモークを赤に変えて3度目のクロス。トリプルクロスという課目です。

2機が高G機動でクロスを披露している間に、他の6機は既に次の演技を準備しています。

青いスモークを曳いた1機が向かう先から5機の編隊が進入してきます。

一気に上昇して5機のスモークを貫きます。この瞬間に1番機のスモークが青に切り替わっています。芸が細かいですね。ブルーインパルスもレター8という課目で、1~3番機に4番機が追いつくと1番機がスモークOFFにする場面がありますね。ちょっとマニアックですが、私はあの瞬間が好きだったりします。

5機が飛び去ると、「ブラックイーグルスから皆さんへの愛の贈り物です」のアナウンスが。航空ショーを見慣れた方ならお察しでしょう。はい、これです。

ブルーインパルスとは矢の方向が違いますね(ブルーは左下から上)

ハートの次は花です。その名も”Orchid”=オーキッド、蘭ですね。

カラースモークの映える演技です。

2 ship high & loopという課目。

超低速で飛ぶ5番機と8番機の間を、7番機が高速で追い抜いて急上昇・宙返りして…

ゆっくり飛ぶ2機の間を…

宙返りから戻ってきた7番機が高速で追い抜いてゆきます。

ロッテタワーをバックに進入してくる5機。因みにこのロッテタワー、高さ555m、123階建てで、現在韓国で最も高いビルです。

Rollback & AB Loopという課目で、5機の内、先ず外側の2機(多分4&5番機)が赤いスモークを出しながら360度ロールし、編隊に戻ります。

すぐに、今度は内側の2機(多分2&3番機)が青いスモークを出してロールします。

5機は観客の前を通り過ぎて垂直に上昇、横一線に並んで宙返り&降下します。

しかし、降下する5機に見とれている観客の右後方から6番機が忍び寄ってきているのです。下の写真、みんな6番機進入してきているのを気付いていないですね。

会場上空に達すると低空でいきなりアフターバーナーを全開にして通過し、5機に気を取られている観客を思いきり驚かせます。サンダーバーズで言うスニークパス(sneak=こそこそ・不意打ち)ですな。

私も知っていながら、午前中の演技ではまんまとやられてしまいましたよ。はい。

アフターバーナー全開のスニークパスでビックリさせたB/E、次は愛国心全開の演技です。

上空に弧を描く2機。

二手に分かれます。

円の真ん中で切り返して…

もう分かりますよね。

太極旗(대극기=デグッキ)、韓国国旗です。

韓国は良くも悪くも愛国心の強い人が多いので観客は盛り上がっていました。流石にマンセー!と叫ぶ人はいませんでしたが。


2機、6機の演技が続きます。

次は6機で行うGourd Bottle(ヒョウタンの瓶)という演技。

6機が宙返りを行って降下し…

4機と2機に分かれます。

そしてターンして会場正面で4機・2機のクロスを行います。ヒョウタン というよりはフラスコ形のような動きですね。

6機での演技の次は再び2機での演技、クロスブレイク。

1機がコークスクリューしながら会場前方に進み…

360度ロールを打って一旦左右に機体を振り、クロスします。

ブルーのタッククロスを知っている日本人からすると、クロスするポイントが観客から遠くて惜しいと感じました。

次はT-50Bの背中とお腹を同時に見ることができる科目。

会場左前方から進入する2機。

1機が反転して背面飛行に移ります。

そのまま会場正面を旋回。当然、背面飛行している方はマイナスGでの旋回です。

10秒近く旋回していたので、背面飛行側のパイロットはかなり頭に血が昇ってしまうのでは。やはりパイロットってのは大したものです。

B/E編、書き始めた時は精々二つに分けようかと考えていましたがつい長くなってしまいました。まあ、この際なのでしつこく続けます。

ということで後編に続きます。

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