【BMW博物館訪問記①】 歴代のビーエム展示を堪能…ドイツ・ミュンヘンにて

久々の欧州出張に行ってきました。帰路はミュンヘン経由で、乗り継ぎの都合からミュンヘンで一泊。翌日午後の15時過ぎの便まで短時間ながら久々のドイツを楽しんできました。限られた時間でピンポイント的に観光すべく、今回はBMW Museumを訪れました。

4本の円筒がBMW本社、横のお椀型の建物がミュージアムです。円筒は勿論エンジンのシリンダーを表しています。

BMWミュージアムの場所と行き方

場所
Am Olympiapark 2, 80809 München

陸橋を渡ると1972年に開催されたミュンヘン五輪のメインスタジアムがあります。

私は時間に限りがあって行けませんでしたが、オリンピック公園内にタワーがあり、入場料を払うと登れます。展望台からBMW本社と博物館も一望できるそうです。

ミュンヘン市内からの行き方

Uバーン(地下鉄)でOlympiazentrum駅(英語だとOlympic Centerでしょうね)で下車します。ミュンヘン中心部、市庁舎のあるMarienplatz駅からだとU3号線で乗り換え無しで行けます。所要時間は20分程。券売機はクレジットカードOKでした。

Marienplatz駅にて。

最寄駅のOlympiazentrumにて。

ミュージアム公式サイト

休館: 月曜日
開館時間: 10:00~18:00
入館料: 10ユーロ

ミュージアムと周辺

BMW Welt、ドイツ語のWeltは英語だとWorldです。

BMWらしい、というか、ドイツのメーカーらしい現代的な建物です。ここはショールーム兼納車場になっており、現行モデルなどが展示されています。

バイクに跨ることも出来ました。結婚前はK100RSに乗っていた私、久々にバイクに触れて血が騒ぎました。

3シリーズのカブリオレと、今や懐かしい8シリーズ。8シリーズは今思うとユーノス・コスモにも通じるバブルカーでしたなぁ。

BMW本社ビル。やはり上層階はエラーい役員さん達のフロアなんでしょうね。

Werkは工場、Torはゲートという意味です。

グーグルマップを見た感じではそれ程広い敷地ではないので、ここは少量生産車やプロトタイプを作っている工場なのかも知れません。

道沿いにはBMWのプロペラマークに続き、1、3、5・・・、各シリーズの旗が風に踊っていました。

いざ、入場します。

チケットを買う際、「BMWのオーナーなんですけど割引はありますか?」と冗談のつもりで言ったら、すっげー申し訳なさそうに「残念ながらありません…」と返されました。つまらんことを言うのではなかったと反省…

朝からカフェでビールを飲むおじさん達。

館内はお椀型の建物と、その下の空間が展示エリアです。

下から順に3シリーズ、5シリーズ、6シリーズ、7シリーズ。斬新な展示で楽しいのですが、精一杯しゃがんだり後ろに下がったりと、全体を収めて写真を撮るのは苦労しました。

歴代モデルのエンブレム。長年同じ書体を大切に維持しています。

創生期のBMW

BMWの正式社名はBayerische Motoren Werke=バイエルン発動機製造株式会社で、元々は航空機エンジンの製造から始まったことや、丸い青と白のマークは回転するプロペラを象ったものであることは有名です。

で、先ず展示されていたのはこの航空機エンジン。1918年製でシリンダー配置はストレート6。排気量は23Lです(2.3Lではありません)。

因みに我らがダイハツも動機が名前の由来です。

R32

R32と聞くとスカイラインが思い浮かびますが、1920年代に生産されたBMW初の2輪車です。ギアチェンジは右手で行うようです。

既にこの頃から今のRシリーズに繋がるフラットツイン+シャフトドライブのレイアウトが確立されています。

3/15PS(1930年)

BMW初の4輪車で、当初はオースティンのライセンスから始め、それに自社開発のエンジンを載せたりしてBMWは4輪事業を拡大してゆきます。この展示車は社名や社章が入っているのでBMWの社用車として使われていたものですね。

BMWマーク下の羽根のエンブレムはオースティンのものでしょうか。

メモを取り漏らしたので詳細不明ですが2台とも1930年代前半のものと思います。当時流行したアール・デコ調のデザインです。VWビートルにビーエムのテイストを加えたような雰囲気が味わい深いですね。

WR 500(1937年)

2輪車の最高速チャレンジ用に作られたもので、スーパーチャージャー付きのフラットツインエンジンは108ps(!)を発揮。アウトバーンを締め切ってチャレンジした結果、最高速279.5km/hをマークしました。

327/28(1938年)

1971ccのOHVエンジンを積んでいます。この排気量で56psというのは時代を考えると中々のものです。

後編に続きます。

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