韓国アンサン(安山)エアショー【午前の部】…民間アクロバット機の飛行展示

2010年4月30日~5月5日に開催されたアンサン エアショー訪れた際の模様です。我々は5月1日に訪れました。開催されたのは軍の基地ではなくカートコースのようなミニサーキットの中に数百メートルの滑走路がある公園かレジャー施設のような場所でした。

私はカミサンと二人、ソウルから車で行きました。

2018年12月追記

改めてグーグルマップを見てみたところ、その後この施設は取り壊されて再開発中のようで、写真では滑走路端の痕跡が残っていますが、そのうちこれも無くなることでしょう。

1639 Sa-dong, Sangnok-gu, Ansan-si, Gyeonggi-do

ブラックイーグルスがデモ飛行を行うということで期待して行ったものの、結局リモートで飛来し編隊飛行を短時間披露したのみ、機動飛行が無かったのは残念でした。しかし、あくまで地域のお祭りとして開催しているイベントで、プロのアクロバット機が強烈な飛行を披露してくれたり屋台が充実していたりと、好天の下で一日楽しみました。

9:30の会場に合わせて入場したら場内はガラガラ。

朝一から並んで場所取り合戦する日本の航空祭に慣れている私からすると、これだけガラガラだと「本当にエアショーやるの?」と戸惑ってしまいます。

「チケットはどこで買うんだろうね?」と言いながらカミサンと入場門から場内に入り歩いていると係員のオジサンがいたので聞いてみました。

すると、「えっ、チケット無しで入ったんですか??」とのこと。でも流石は韓国、オジサンはニコッと笑いながら指を鼻の下に当てて「しーっ」という仕草をして見逃してくれました。ラッキー。ってか、払うべきものはちゃんと払いますよ。

豪快に一匹使う豚の丸焼きを仕込み中。

我々は取り敢えず屋台のカルビクッパとオジンオスンデ(イカの中に具を詰めたもの)で腹ごしらえします。これが「屋台にしては」という言葉が不要なほど美味でした。

係員のオジサンも手持ち無沙汰風。

そうこうしていると軽飛行機が飛び始めました。先ずは気流などコンディションの確認飛行でしょうか。

スモークを焚いて本格的に飛び始めます。

農業機 AIR TRACTOR AT-502のデモ飛行。

農薬に模した水を散布するデモを見せてくれました。

スホーイ Su-26でのアクロバット飛行。乗っているのはロシアの女性パイロット、スベトラーナ・キャパニナ(Svetlana Kapanina)さん。二児のお母さんだそうです。

まるで無重力の世界にいるかのように自由自在に空を飛び回ります。

韓国の高層アパートを背景に見るアクロバット飛行。何だかシュールです。

真横を向いたまま会場正面をナイフエッジパス。

着陸後もスモークをガンガン焚きながら地上で大暴れ。

それにしても凄いお母さん。旦那さんや子供達はどう思っているのでしょうね。

ビビッドな色の服とモジャモジャパーマ、韓国の典型的なおばさん。

日本から参加していた富士重工のFA-200エアロスバル。

パイロットは奥貫博さんという人で、この飛行機の開発にも携わった元エンジニアの方だそうです。会場のアナウンスで「オクヌキ ヒロシ」と連呼していて、そこだけはちゃんと聞き取れました。

奥貫さんは結構なお歳なのですが、軽々と宙返りしたりと年齢を感じさせない元気なフライトを見せてくれました。

アナウンスによると、エンジニアである奥貫さんはこの機体の特性を活かした飛行をしているそうです。

また、飛行機の原理が分かり易い機動を心掛けているそうで、確かに位置エネルギー(高度)と運動エネルギー(速度)の関係が良く分かるマニューバ構成だったように思います。

ベテランらしく丁寧で安定感溢れるフライトでした。

続いてピッツによる飛行展示。

エンジンをブンブン吹かして小刻みに蛇行しながら地上を走り回るという珍しい機動(?)も見せてくれました。

続いてスホーイ Su-31の飛行。パイロットはHubie Tolsonというアメリカ人で、アメリカのアクロバット飛行チャンピオンになったこともある猛者だそうです。

完全に自由落下した後…

クルクル回って降下飛行に戻ったり。

恐ろしいことに、この姿勢で完全にエンジンをオフにします。

シャッタースピードが速過ぎてプロペラが止まって見えるのではなくエンジンを完全に停めています。

エンジン停止時間は十秒弱だったと思いますが、地上から見ているととても長い時間のように感じました。

ここで昼休み。色々と屋台を見て回ります。

五右衛門風呂のように巨大な鍋。

鳩の丸焼き。

私は結局無難にカルグクスにしました。奥貫さんは何を召し上がったのでしょうね。

>午後に続きます。

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