ニコンFE2の操作系・ファインダーをFinePix F200EXRで撮ってみた

すっかり愛機になったFE2の細部を少し紹介します。以下の写真は全て先日購入したコンデジ、富士フイルム FinePix F200EXRで撮影しましたものです。

貼り革の質感やダイアルの感触が心地よい

シャッター、シャッターダイアルと巻上げレバー。シャッターは電池切れでも非常用として1/250secで切れるようになっています。

当時は結構な高級機だったのでしょう、レバーの軸部分にも化粧革が貼られています。


ところで、「ダイアル」か「ダイヤル」か、カタカナではどっちが正しいのかな?スペルは”dial”なので、ヤ行の子音は入っていない筈だけど…。そう言えば、Tireは「タイア」or「タイヤ」、どっちだ? まあ、それはさて置いて続けましょう。


シャッターダイアルに”A”があるのが絞り優先AE機能を持つFE2ならではで、FM2との違う点です。当然、Aにセットするとシャッター速度は自動制御されます。うちに来た個体は精度がしっかりしていて使いものになりますが、故障したら今や部品も無さそうで1/250secでしか撮影できないマニュアルカメラになってしまい、実用上はアウト。その場合はオブジェとして愛でるしかないですね。

巻上げレバー、フィルム感度設定ダイアル、露出補正設定が一緒になった左側ダイアル。

露出補正はデジカメのようにこまめに設定する前提ではなく、右下のロックボタンを押しながらではないと動かせない構造です。まあ、露出計の指針などは、まさに”指針”なので、あとは自分の勘と気分で都度目分量で補正すれば良いのですが、最近の機種とは設計思想が違います。ってか、これはこれでその都度の補正幅が分かり易くて良いかも、と思ったりします。

絞り値は小窓から読み取る

ある意味で感動したのはF値読み取りのメカニズム。原始的と言うか良くできていると言うか。ニコンのMFカメラを所有するのは初めてなのでちょっと驚きました。Nikonマークの下にある小窓からレンズの絞りリングに刻印されている絞り値を直接読み取るようになっているのです。

レンズ側の、所謂”カニの爪”の後ろに小さく刻まれている絞り値が小窓越しにファインダーから読み取るようになっています。

この構造、今だったらファインダー内に電子的に表示するよりも遥かにコスト掛かることでしょう。

FE2のファインダー内表示

こんな感じです。FinePix F200をファインダー窓にピッタリくっ付けて撮影したものです。

左がシャッター速度(緑の指針)と測光(黒い指針)、上が小窓越しに読み取る絞り値です。露出補正をしていると右に+/-のサインが赤いLEDで表示されます(弄っていて気付きました)。

緑と黒の指針が重なると適正値。
この例の場合、絞りリングを5.6に回して適正値に設定したものです。

ピント合わせ。古くからMFを使い慣れている人には釈迦に説法ですが…

全体の像を見れば一目瞭然ですが、真ん中の半円部分の像が重なれば合焦です。

FE2はカメラの電子化が進行中だった’80年代前期のモデルです。しかし、まだまだメカニカルな部分も残っていて面白いですね。

それと、F200EXRの接写性能が中々良く、ファインダー内の様子をまずまず分かり易く撮れたのも収穫でした。

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